「北海道産学官研究フォーラム」の設立は、平成3年(1991年)11月のことでした。
その間、道内の産業界、学界、官界の方々から広く産学官の協力体制作りが支持され、今日まで多彩な事業活動を展開して来ました。
北海道において「産学官研究フォーラム」を設立した目的は、ヒト、モノ、カネのあらゆる面において中央依存傾向の強かった北海道地域の開発の流れを変えることにありました。
道内における産学官の力を結集して、真の経済自立を目指していくためには、大きな産業構造の転換が必要になります。
設立から4半世紀を経過し、第4次産業革命と言われる技術革新が進む中、これまでの任意団体から、目的に沿って堅実にアクティブに活動できる一般社団法人へ組織改編を行うことに致しました。
是非会員の皆様をはじめ、多くの皆様のご支援を宜しくお願いします。
理事長 三上 隆(北海道大学名誉教授)
副理事長 熊谷 勝弘(世紀東急工業株式会社顧問)
副理事長 藤原 達也(特定非営利活動法人Digital北海道研究会副理事長)
理事 金井 理(北海道大学大学院情報科学研究院教授)
理事 河村 巧(岩田地崎建設㈱常務執行役員)
監事 赤渕 明寛(株式会社ヒューネス取締役会長)
名誉顧問 丹保 憲仁(北海道大学名誉教授、北海道河川財団会長)
部会長 岡田 成幸(北海道大学広域複合災害研究センター特任教授)
部会長 野口 伸(北海道大学大学院農学研究院教授)
部会長 石井 一英(北海道大学大学院工学研究院教授)
部会長 岸 邦宏(北海道大学大学院公共政策学連携研究部教授)
部会長 山本 雅人(北海道大学大学院工学研究院教授)
1. 正会員は総会に参加することが出来、会の運営に関して議決権を与えられる。
2. 正会員は、産学官フォーラムの各部会や各研究会が企画し、年間を通じて開催されるセミナー、講習会、シンポジウム等に優待会費で参加できる。
3. 研究会員は、各研究会が企画し、年間を通じて開催されるセミナー、講習会、シンポジウム等に優待会費で参加できる。
4. 各会員は、二ュースレター等による各種情報の提供を受けることができる。
研究会
産学官CIM・GIS研究会
北海道MaaS推進研究会
北海道航空・港湾研究会
部会
防災情報部会
交通部会
スマート農業部会
観光・ICT部会
環境・エネルギー部会
正会員
会長 萩原亨
CIM( Construction Information Modeling)は、3次元モデルデータを共有しながら、各種ICTを統合的に利用して計画、設計、施工、維持管理を進めていく方法です。
北海道産学官研究フォーラムでは全国に先駆け、ICTを活用した土木分野の建設技術の研究・普及を目的に「産学官CIM・GIS研究会」を設立し、活動しています。
会長 中島秀之
MaaS(Mobility as a Service :マース)はモビリティ(移動)を 1 つのサービスとしてとらえ、シームレスにつなぐ新たな「移動」の概念です。
MaaSを北海道内に推進するための組織として北海道産学官研究フォーラム内に「北海道MaaS推進研究会」を設立することとしました。
代表 現在設立準備中です
北海道の空港・宇宙を核とした新たな北海道の産業発展、その骨太な構想を立案し、実現することを目的としています。
空港の民営化問題や物流拠点としての問題等を扱います。
地理空間情報やビッグデータ解析など最新の情報技術を活用した防災対策を議論する。東日本大震災や熊本大地震を教訓に、北海道内で予測されている直下型地震や釧路沖・十勝沖地震等の大震災に備えるため、ハザードマップ、避難行動、地震・津波メカニズムなど災害全般を扱います。また、道内の災害だけではなく国内の大震災時における北海道ができる寄与といったことも議論します。
道内航空ネットワークと空港の民営化問題、航空行政・技術をはじめ、2030年の北海道新幹線の札幌延伸といったテーマを扱います。これにより北海道の交通ネットワークが大きく変わることが予測される分野です。
精密農業、ICT農業といったスマートアグリをテーマとして扱います。今後は自動運転トラクタや農業用ロボット、パワードスーツによる農業労働の緩和化、センシング技術や空間情報の利活用による生産の最適化、生産者や品質といった情報のトレーサビリティといったことが求められる分野です。
北海道の主要産業のひとつである観光において、地理空間情報などの空間情報技術やICTを活用した観光情報学をテーマとして取り扱います。
地球温暖化をもたらすCO2などの温室効果ガスの削減には、低炭素社会に向けた取組みが不可欠である。地球環境の変動が最も反映される北海道大学の北極域研究の成果を広く知らしめるとともに有限な化石燃料を太陽エネルギーやバイオマスをはじめとする再生可能エネルギーに代替するべきとの観点から、北海道における再生可能エネルギーの活用の促進を図ります。
北海道経済連合会会長(当時)の戸田一夫氏を基調講演に迎えて「21 世紀、北海道のグランドデザイン」というテーマでシンポジウムを開催
任意団体から一般社団法人へと組織変更した
一般社団法人北海道産学官研究フォーラムは、北海道における産学官の連携推進の人的プラットフォームとしての役割を果たし、北海道経済の持続可能な発展に貢献してまいります。
Vice Chairman / Secretary General, Fujiwara Tatsuya
オンラインでの打ち合わせを実施しております
Zoomの場合、こちらからお送りするURLにアクセスしていただくだけで可能です
フォーム・メールからお気軽にお問い合わせください
info@h-sangakukan.jp
TEL 011 -374- 6836
FAX 011 (299) 5070
060-0807
札幌市北区北7条西5丁目6-1
ストークマンション札幌507号室