一般社団法人 産学官研究フォーラムの各部会および活動について掲載しております。
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  1. 防災情報 部会
    地理空間情報やビッグデータ解析など最新の情報技術を活用した防災対策を議論する。東日本大震災や熊本大地震を教訓に、北海道内で予測されている直下型地震や釧路沖・十勝沖地震等の大震災に備えるため、ハザードマップ、避難行動、地震・津波メカニズムなど災害全般を扱います。また、道内の災害だけではなく国内の大震災時における北海道ができる寄与といったことも議論します。
  2. 交通部会
    道内航空ネットワークと空港の民営化問題、航空行政・技術をはじめ、2030年の北海道新幹線の札幌延伸といったテーマを扱います。これにより北海道の交通ネットワークが大きく変わることが予測される分野です。
  3. スマート農業部会
    精密農業、ICT農業といったスマート農業をテーマとして扱います。今後は自動運転トラクタや農業用ロボット、パワードスーツによる農業労働の緩和化、センシング技術や空間情報の利活用による生産の最適化、生産者や品質といった情報のトレーサビリティといったことが求められる分野です。
  4. 観光・ICT部会
    北海道の主要産業のひとつである観光において、地理空間情報などの空間情報技術やICTを活用した観光情報学をテーマとして取り扱います。
  5. 環境・エネルギー部会
    地球温暖化をもたらすCO2などの温室効果ガスの削減には、低炭素社会に向けた取組みが不可欠である。地球環境の変動が最も反映される北海道大学の北極域研究の成果を広く知らしめるとともに有限な化石燃料を太陽エネルギーやバイオマスをはじめとする再生可能エネルギーに代替するべきとの観点から、北海道における再生可能エネルギーの活用の促進を図ります。
  6. 産学官CIM・GIS研究会 (会長 萩原 亨氏)
    土木分野では今後、新規構造物の建設における高効率・高品質化や、老朽化が進む既設構造物の維持補修管理が求められています。CIM技術の導入は、これらの将来需要における建設技術の在り方を大きく転換する契機となることが予想されます。全国に先駆け、ICTを活用した土木分野の建設技術の研究・普及を目的に別組織として設立し、継続して活動します。
  7. 北海道MaaS推進研究会 (会長 中島 秀之氏) 
    MaaS(Mobility as a Service :マース)はモビリティ(移動)を 1 つのサービスとしてとらえ、シームレスにつなぐ新たな「移動」の概念です。MaaSを北海道内に推進するための組織として設立されました。
  8. 北海道航空・港湾研究会 (会長 宮﨑 英樹氏)
    北海道の空港・港湾を核とした新たな北海道の産業発展、その骨太な構想を立案し、実現を期することを目的として、空港の民営化問題や物流拠点としての港湾の問題等を扱います。