北海道高度情報化農業研究会 スマート農業セミナー ～持続可能な酪農畜産に寄与するスマート農業技術～（ライブ配信あり）

【開催趣旨】：

北海道の酪農畜産は、新型コロナを発端とした畜産物の需給緩和、不安定な国際情勢や円安を背景とした生産資材価格の高騰・高止まりから厳しい状況にある。一方でその経営形態は、放牧主体、個体飼育（つなぎ）、群飼養（フリーストール等）など多様であり、規模拡大に伴い哺育育成や粗飼料生産の外部化、飼育管理の自動化なども行われているが、重視する点も人、家畜、生産量、アニマルウェルフェアなど経営哲学も様々である。このような中、生き物である牛を理解し、個体の能力を出来るだけ引き出していくことがまずは重要であり、これまで人の経験によるところが大きい牛個体の管理においてセンシング、モニタリング等スマート技術が活用できる時代となってきている。これら技術の現場実装への期待や課題、将来展望を議論することで、多頭化する酪農畜産の持続的な発展方向を探る。

【開催日時】：

2025年2月27日（木）13:15～16:30（開場12:45）

【会場】：

TKP札幌ホワイトビルカンファレンスセンター ホール2B(定員100名）+オンライン(Zoomウェビナー 定員300名)
札幌市中央区北４条西７丁目 Nco札幌ホワイトビル2階
※会場参加希望の方は定員に達し次第終了とします。

【プログラム】：

13:15-13:20 開会の挨拶

13:20–13:50 講演1「酪農畜産をめぐる情勢」
北海道高度情報化農業研究会 会長 小田原輝和氏

13:50–14:30 講演2「乳用哺育牛の健全な発育と管理省力化を両立させるスマート技術の開発」
北海道大学 大学院農学研究院 教授 上田宏一郎氏

14:30–15:10 講演3「先端生物化学、IoT及び宇宙技術による戦略的スマート放牧技術の可能性」
北海道大学 北方生物圏フィールド科学センター 教授 後藤貴文氏

15:10–15:20 休憩

15:20–16:30 パネルディスカッション

テーマ：「酪農畜産に寄与するスマート農業技術の可能性」を探る

ファシリテーター：

農研機構 北海道農業研究センター寒地酪農研究領域 領域長 矢用健一氏（15分プレゼン）

パネリスト：

十勝農業協同組合連合会 畜産事業部 湧洞牧場 場長 早田典生氏（15分プレゼン）
北海道高度情報化農業研究会 会長 小田原輝和氏
北海道大学 大学院農学研究院 教授 上田宏一郎氏
北海道大学 北方生物圏フィールド科学センター 教授 後藤貴文氏

16:30 閉会

【参加費】：

参加費無料（事前申込必要）

【申込・詳細】：

https://forms.office.com/r/CuHCRQWaCQ
申込Webフォーム参加お申し込みはこちら

Webフォームが利用できない環境の場合は必要事項（所属、氏名、メールアドレス、オンライン参加または現地参加希望について）を記入の上<info@h-sangakukan.jp>までご連絡ください。

【主催・共催】：

【主催】：北海道高度情報化農業研究会
【共催】：一般社団法人北海道産学官研究フォーラム
【連絡先】：北海道高度情報化農業研究会事務局 TEL 011-241-5701 Email:tomatsu@adhokkado.or.jp

ご案内PDF

ご案内PDFダウンロード：2025-02-27_スマート農業セミナー案内.pdf

第20回通常総会およびスマート農業セミナーの開催について（ご案内）

第20回通常総会ご案内PDFダウンロード：2025-02-27_第20期総会・セミナー開催案内セミナー案内.pdf