Speaker
- 井上真澄北見工業大学 教授
橋、道路、鉄道、建物など私たちの安心安全かつ快適な社会生活に必要不可欠な社会基盤(インフラ)施設。これらの多くを支えている材料の一つがコンクリートです。その役割は大きいが故に、施工条件の複雑化、インフラ施設の長寿命化、環境負荷低減、ひび割れ抑制などコンクリートに求められる要求は近年多様化しています。
コンクリート工学研究室では、このような課題に応えるべく、厳しい積雪寒冷地環境下でもより良い構造物を造るためのコンクリート施工技術の高度化・省力化、また構造物を末永く使っていくために新しい素材とコンクリート材料の融合によりコンクリートの高性能化・高機能化を目指した研究に取り組んでいます。
日本コンクリート工学会北海道支部 寒冷環境下におけるコンクリートの品質・耐凍害性確保に関する研究委員会 活動報告会
日本コンクリート工学会北海道支部
寒冷環境下におけるコンクリートの品質・耐凍害性確保に関する研究委員会 活動報告会
日本コンクリート工学会北海道支部では、2021年度から3年にわたり「寒冷環境下におけるコンクリートの品質・耐凍害性確保に関する研究委員会(委員長:井上真澄・北見工業大学教授)」を設置し、北海道におけるコンクリートの品質・耐凍害性確保のための対策について調査・研究を行って参りました。
このたび、活動の成果を取りまとめ、活動報告会を下記の要領にて実施することとなりました。つきましては、ご多忙の折とは存じますが、何卒ご参加くださいますようお願い申し上げます。
1.開催日時:
2024年3月29日(金) 13:00~16:45(対面受付開始:12:20~)
2.開催方式:
対面およびオンライン併用
3.プログラム
13:00~13:05 委員長あいさつ(井上真澄)
13:05~13:20 北海道における建築構造物の凍害劣化事例(足立裕介)
13:20~13:40 北海道における土木構造物の凍害劣化事例(吉田行)
13:40~13:55 凍結防止剤による橋脚・橋台の劣化(北陸地方における事例)(渡辺暁央)
13:55~14:15 北海道における骨材事情とレディーミクストコンクリートの現状(吉田行)
14:15~14:25 休憩
14:25~14:40 若材齢(低強度)時の凍結融解抵抗性(濱幸雄)
14:40~15:00 耐凍害性に及ぼす養生,水セメント比,空気量の影響(吉田行)
15:00~15:15 海洋環境下の長期暴露試験(井上真澄)
15:15~15:30 寒中コンクリート工事における養生(建築構造物)(谷口円)
15:30~15:45 寒中コンクリート工事における養生(土木構造物)(吉田行)
15:45~15:55 休憩
15:55~16:10 コンクリート構造物の水仕舞(建築構造物)(足立裕介)
16:10~16:25 コンクリート構造物の水仕舞(土木構造物)(井上雅弘)
16:25~16:40 防水対策適用時の留意事項(表面被覆,表面含浸材)(吉田行)
16:40~16:45 閉会あいさつ(井上真澄)
(※報告内容と報告者は変更になる場合があります)
4.参加方法
A)対面参加:札幌駅前ビジネススペース2J
北海道札幌市中央区北5条西6丁目1-23第2北海道通信ビル2F(1階に郵便局のあるビル)
B)オンライン参加:ライブ配信(Zoomウェビナー)
申込者のメールアドレス宛にZoom参加用URL及び参加方法等を事前にお知らせします。
5.参加費
A)対面参加費(テキスト代含む)
正会員:1,000円(税込) 非会員:2,000円(税込) 学生:500円(税込)
参加費は当日受付にてお支払いください。なお、学生の方は学生証をご提示いただきます。
B)オンライン参加費:無料
テキストは配布しません。報告書の購入を希望される場合はJCI北海道支部までお問い合わせください。実費にて販売させていただきます。
6.定員
A)対面参加:定員50名
B)オンライン参加:定員100名
7.申込方法:
必要事項、受講証明書の要否を下記URLの申込みフォームにご入力のうえ、お申込みください。
申込みフォーム https://forms.office.com/r/cXSnJXYGVf
お申込Webフォーム活動報告会8.問合せ先:
日本コンクリート工学会北海道支部木村
E-mail:jci-hkd@jci-h.orgTel:070-1582-1396
9.申込期限:
2024年3月22日(金)